多要素データ対応のML学習・推論ツール
多様な時系列データのアプローチをより手軽に
Solid Ai サンプル
特徴
1 特徴
「Solid Ai学習ツールソフト」は標準(全結合)Neural Networkを利用した予測機能を実現する為のパソコン用ソフトウェアです。
●「Solid Ai学習ツール」ソフトのAI実行環境はパソコン1台です。
PythonなどのAI用プログラムを知らなくても画面設定作業でAI予測を実現できます。
●ユーザの時系列データを予測に必要な過去時刻、未来時刻データに変換するインターフェース変換機能が装備されています。
●予測結果の数値をグラフで表示し、予測値対実測値の比較が直感的に確認できます。
時系列データの予測
2.1 空調負荷の1時間先予測
1時間前のデータで次の1時間のデータ(冷水流量、冷水熱量)を予測します。
学習入力データ(5個) | 1時間前外気温度、 1時間前冷水流量、 1時間前冷水熱量、 予測時外気温度予報値、 予測時曜日コード |
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学習出力データ(教師データ) | 予測時冷水流量、 予測時冷水熱量 |
学習データ量 | 1年分(2016/9/6~2017/9/5)の10分毎の各データ。 |
予測データグラフ | 学習期間翌日(2017/9/6)の予測と実測比較グラフ。 冷水流量データ(Z1:赤=予測値、緑=実測値)、 冷水熱量データ(Z2:黄=予測値、青=実測) |
2.2 空調負荷の1日先2日先予測
1週間前から前日までのデータで次の1日先、2日先のデータ(冷水流量)を予測します。
学習入力データ(14個) | 6~1日前外気温度(6個)、 6~1日前冷水流量(6個)、 予測日外気温度予報値、 予測時曜日コード |
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学習出力データ(教師データ) | 予測日とその翌日の冷水流量 |
学習データ量 | 1年分(2017/8/2~2018/8/1の10分毎の各データ |
予測データグラフ | 学習期間翌日(2018/8/2)と翌々日(2018/8/3)の予測と実測比較グラフ。 翌日冷水流量データ(Z1:赤=予測値、緑=実測値)、 翌々日冷水流量データ(Z2:黄=予測値、青=実測値)。 |
2.3 ビルの消費電力量の予測
ビルの消費電量量の1時間先、1日先の予測です。
① 1時間前のデータで次の1時間のデータ消費電力量を予測します。
学習入力データ(4個) | 1時間前消費電力量、 2時間前消費電力量、 3時間前消費電力量、 予測時曜日コード |
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学習出力データ(教師データ) | 予測時消費電力量 |
学習データ量 | 約1年分(2018/1/1~2018/12/19)の1時間毎の各データ |
予測データグラフ | 学習期間翌日(2018/12/19)の予測と実測比較グラフ。 消費電力量データ(Z1:赤=予測値、緑=実測値)。 |
② 1日前のデータで次の日の消費電力量を予測します。
学習入力データ(8個) | 1~7日前消費電力量、 予測日曜日コード |
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学習出力データ(教師データ) | 予測時消費電力量 |
学習データ量 | 約1年分(2018/1/1~2018/12/19)の1時間毎の各データ |
予測データグラフ | 学習期間翌日(2018/12/20)の予測と実測比較グラフ。 消費電力量データ(Z1:赤=予測値、緑=実測値) |
1日前予測(7日分)
2019/12/16~2019/12/22
2.4 製品売り上げ予測
売り上げ予測に基づいた製造計画、仕入れ計画を立てるための予測を行います。
インターネット上にトヨタプリウスの月毎販売台数実績(2006年~2019年)が公開されていたので、
そのデータを元に翌月の売上台数予測を実行しました。
学習入力データ(15種類) | 12か月前~1ヵ月前の売上台数(12個) 月(1~12の数字) 前年のGDP値 3ヶ月前のガソリン価格 |
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学習出力データ(教師データ) | プリウスの販売台数 |
学習データ量 | 14年分(2006/1~2019/12)の1月毎の販売台数データ |
予測データグラフ | 2019/4~2019/12の予測と実測比較グラフ。 売上販売データ(Z1:赤=予測値、緑=実測値)。 |
学習データは2006年1月から2019年11月の販売台数です。
予測データは2019年12月の売上台数(予測値=7376台、実際の値=7566台)です。
下図の画面は2019年4月から2019年12月の予測値と実測値を表示したものです。
2007年からの13年分の実販売台数と翌月の予測販売台数データをまとめてグラフ化すると下図になります。
波形分析データによる判定
3 波形分析データによる判定
3.1 血糖値データによる診断
12時間食事をしていない12人に100mgグルコースを注射、その後10分毎に25回グルコースの値を測定したデータです。
血糖値要注意度をグルコースの値と制御周期を基準に0-100%に独自判定。
Solid AI判定とほぼ一致。赤:予測値 緑:実際のデータ。
学習入力データ | 10分毎のグルコース値(mg/dl)を25個の入力にする。 |
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学習出力データ(教師データ) | 独自基準の血糖値要注意度、数値の値0-100% |
学習データ量 | 12人のデータ(Dataid=1~12)。 |
予測データ | 学習データに利用したdataID=5から5人分の予測値、実測比較グラフ。 |